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コラム

パソコンの寿命は何年?壊れる前に買い替えよう!

皆さんは今のパソコンを購入して、どのくらい使用していますか?

購入したばかり、3年くらい、あるいは10年使用している方もいらっしゃるかと思います。

どのパソコンにも共通していることは寿命があるということです。

パソコンが寿命で動かなくなる “その時” はある日突然やってきます。

パーツが故障している場合は修理ができますが、HDDの損傷が大きい場合はデータの復旧も難しくなります。

そんなことが起こらないように、故障の前兆や、買い替え時期の目安について把握しておきましょう。

パソコンの寿命は約5年

一般的にパソコンの寿命は約5年といわれています。

5年使用したら壊れるということではありませんが、大抵は5年程度でどこか調子が悪くなったり、トラブルが起きることが多いです。

出典:株式会社日本HP - 有寿命部品および消耗品について
https://jp.ext.hp.com/desktops/parts/

ノートパソコンの場合は、デスクトップパソコンと比べて寿命が短い傾向にあります。ノートパソコンは持ち歩くことが多いため、HDDが振動や落下によりダメージを受けやすくなるためです。

さらに、パソコン本体の体積が小さいため、デスクトップパソコンに比べるとエアーフローによる排熱の効率が悪い点も指摘できます。

OSのサポート期間も寿命の目安

OSとはオペレーティング・システム(Operating System)の略で、パソコンの土台となるソフトウェアのことをいいます。

代表的なもので、Microsoft 社の「Windows」や Apple 社の「Mac OS」があります。

OSのサポート期間は、不具合やセキュリティが定期的にアップデートされます。

しかし、サポート期間は一定期間で終了してしまいます。サポート期間が終了するとアップデートが行われなくなり、コンピューターウィルスに感染するリスクが高まります。

そのため、サポート期間の終了も買い替えの目安となります。

Windowsの場合は、新しいOSが発売されてから約10年間はサポートされる傾向にあります。

サポート期間が終了しても、新しいOSにアップグレードすることができますが、パソコンのCPUなどのパーツが新しいOSに非対応の場合は、アップグレードができないことがありますので注意が必要です。

故障の前兆

パソコンは突然故障することもありますが、故障する前にいくつか症状が現れることがあります。

以下のような症状が見られる場合は注意しましょう。

1. 電源が勝手に落ちる

使用している途中で、電源が落ちたり再起動することがあります。

原因は電源ユニットや冷却ファンの故障、HDDの故障などが考えられます。

ファンの故障であれば、冷却力が低下してパソコン内部が高温になり電源が落ちることがあります。

HDDに不具合があれば、データの読み込みができなくなり電源が落ちることがあります。

2. フリーズすることが多い

こちらは様々な要因が考えられますが、HDDの故障、メモリ不足、冷却ファンの故障などが考えられます。

頻繁にフリーズする場合は、HDDが故障している可能性が高いです。
HDDの故障はデータが消える可能性もあるため注意が必要です。

コンピューターウィルスが原因でフリーズすることもあります。

3. パソコンから異音がする

原因はHDDの故障、冷却ファンの故障などが考えられます。

“カコンカコン” 、“シャー”、”キュルキュル” などの異音の場合は、HDDが故障している可能性があります。磁気ヘッドの故障や、HDD内部に物理的な障害が発生している可能性があります。

4. 焦げ臭い

発火する恐れがあるため、すぐにパソコンの使用を止めてください。

コンデンサの破裂や内部にホコリが溜まっている可能性があります。

5. 充電できない

ノートパソコンの場合、充電しても電源ケーブルを抜くと電池が0%になることがあります。

原因はバッテリーの寿命が考えられます。

バッテリーの場合は、交換することで改善される可能性が多いです。

パソコンを長く使うポイント

1. 内部を掃除する

パソコン内部にホコリが溜まると、熱がこもるため故障の原因となります。

ホコリが溜まらないようにエアーダスターで定期的に掃除をしましょう。

2. 高温を避ける

直射日光や高温な場所での利用は避けましょう。

パソコンは熱に弱いため、高温になるとパーツが劣化することがあります。

夏場はエアコンをかけたり、ノートパソコンなら冷却パッドを利用するもの効果的です。

3. 衝撃を与えない

パソコンは精密機械なので、振動・落下などの衝撃でデータが破損する恐れがあります。

ノートパソコンを持ち歩くときは、PC用のバッグに入れると故障のリスクが低くなります。

4. 結露に気を付ける

パソコンは液体にも弱いため、結露に注意する必要があります。内部が結露すると部品がショートする原因になります。

冬場は部屋の温度に慣れさせてから使用するなど気をつけましょう。

まとめ

パソコンには寿命があります。大切に使えば寿命は長くなりますが、いずれは故障してしまいます。故障の前兆に気づけば対処できますが、前兆に気づかず、必要なデータが全てなくなってしまったというケースがよくあります。

パソコンが元気に動いていても、3~5年を目安に買い替えを意識することが大切です。

また、パーツに初期不良がある場合はさらに寿命が短くなります。

あらゆるケースからデータを守るために、日頃からファイルのバックアップを取ることもとても重要です。

皆さんは今のパソコンを購入して何年くらい使用していますか?
ご自身のパソコンが買い替え時期の方は、今回の記事を参考にしてみてください。

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